独立して自分のサロンを持ちたいけど、何から始めたらいいかわからない。という方もいるのではないでしょうか。独立するために何を始めたらうまくいくのか、どんな準備から取りかかればいいのかについて紹介していきたいと思います。
まず何から始めたらいいの?
時期を決める
意外と言われることが多いのですが、一番最初にやることは具体的な時期(期限)を決めることです。
現状をガラリと変えて独立するためには体力を使います。
変われる・変われないを決めているのは、この体力の使い方です。
はじめからちょうどいいペース配分(頑張り方)がわかればいいのですが、これは経験で身についていくものなのでほとんどの人がわかりません。つまり最初はみんな全力でやるしかないのです。
この時、期限が決まっているとそこまで全力で頑張ることができます。期限が決まっていないと全力は長続きしません。
体育系な感じがしますが期限を決めて全力でやる(突っ走る)。これが現状を抜けるためにうまくパターンです。
逆に悪いパターンは時期を決めずにその時の気持ちや周りの環境に任せて始めてしまうことです。気持ちや環境はカンタンに変化します。数日間は頑張れても気がつくとダラダラと時間だけが過ぎてしまいます。
変わろう!とかたく決意しても気持ちを長続きさせることは難しいことなのです。
だから最初に期限を決めます。
いついつまでに独立する。ここをハッキリ決めることが一番最初にやることです。
そして目につくところに貼る。アナログですがとても効果的な方法です。
何をやるかより、いつまでやるか、いつまでにやるか。ここを決めることが大事です。
何屋さんかをやるか決める
次は何屋さんを始めるかを決めます。何屋さんをやるかが決まると何を学べばいいかが決まります。
現在はいくつかの学びを組み合わせて独自性の高いアプローチを提供するカラダの専門家が増えています。
例えばボディメイクと言っても整体、パーソナルトレーニング、ヨガ、ピラティス、エステ、ダイエット、ダンス、エクササイズなど、それぞれの職種の得意なことを組み合わせて新しいアプローチをつくることができます。
どんな方法でどんな悩みをサポートするサロンを始めるか。
ここを決めましょう。
できること、やるたいこと、求められること、この3つが一致させられることが理想的です。
お金の管理をする
独立するために必要なお金は大きく分けて3種類あります。
①学ぶためのお金
②開業するためのお金(お店・サイトづくり)
③運転資金(家賃・光熱費・広告宣伝費)
それぞれわけて準備しましょう。カラダづくりをサポートする仕事のお金の動きの特徴は、必要経費が少なく利益率が高いところです。他の業種と比べると在庫を抱えるなどの心配がありません。
工夫次第ですが小さく始めても大きな利益を得ることができるビジネスモデルです。
必要経費にもいろいろあり②にお金をかけたくなりますが大切なのはお店の中身(人・サービス)です。はじめからこだわる必要はありません。そうなるとどのお店でも比重が高くなるのが③の家賃や光熱費などの運転資金です。
プライベート自宅サロンが増えている一番の理由は、運転資金を低く抑えることができるからじゃないでしょうか。ぼくも最初は実家のひと部屋を間借りするところからスタートして経験を積みました。顧客側の視点から考えても現在はプライベートサロンが増えたので自宅サロンへ通うことの抵抗感も薄くなったので始めやすいと思います。
学ぶためのお金、開業準備のお金、運転資金。この3つにわけて考えると、どこにどれだけお金を使うことができるかがハッキリします。お店が軌道に乗る前に力尽きてしまわないように計画的に準備しましょう。
文章を書くクセをつける
文章を書くスキルというのは、専門的な知識や技術と同じくらい独立するために必要なスキルです。
自分がどれだけ素晴らしいと感じていても、言語化できないとその感動は相手に伝わりません。
自分の頭の中をAirDropで送るみたいにそのまま人渡せたらいいのですが、頭の中を伝える方法は言語化するしかありません。
専門的なアプローチを専門用語を使わずにカンタンな言葉を使ってクライアントがわかりやすいように伝える。これも大切なサービスです。
言語化する能力は文章を書き続けること、繰り返すことで上達していきます。
集客で悩まないようにするためにも文章を書く能力は必要なスキルです。
最初からまとまった文章を書くことはないので箇条書きでも文を書くクセを付けると使う言葉の選択肢が増えていきます。どんなことでも大丈夫ですが、効果的な方法は学んだことを自分なりの言葉でアウトプットすることから始めましょう。
以上が独立に向けてのはじめの一歩です。すぐにできることと時間がかかることとありますが、やりたいがカタチになった喜びは他にはない達成感があります。
独立して自分のお店をもつことがゴールではなく、続けることを考えてできることから準備しましょう。
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