フリーランスの醍醐味のひとつにワークスタイルを自分の思い通りにカスタマイズできるということがあります。

お店選びは好きな場所を選んでよくて、週休3日で朝5時からスタートしてもゆっくり午後から営業しても大丈夫です。場所も時間もサービス内容もその価格までもすべて自分で自由に決めることができます。

ここで直面する問題が、その内容で仕事の依頼が入るかどうかです。

僕らの業界で言えば予約枠がちゃんと埋まり売上の目処が立つかどうか。この問題に直面した時、多くのフリーランスがFREE感を失います。好きを仕事に!とワクワクしながら始めたはずがいつの間にか足並みを揃え、多数派エリアで落ち着くことになります。そして埋もれる。

僕は雇われて働いたのは学生時代のアルバイトだけで就職をした経験がありません。

フリーランスという言葉できるずーっと昔から、フリーで働き続けてきました。

良く言えば自分で考えてワークスタイルを考えてきました。まぁ実際はというと行き当りばったりのギリギリ必死な期間が長かったのですが。

当然ですが、はじめから今のワークスタイルだったわけではありません。20歳で始めた時は一時間2500円の整体からのスタート。

当時の僕の決め手は2500円ならアルバイトよりも時給は高いし、当時の整体は4000~5000円が相場だったのでこれならいけそうだな。というドンブリ経営のスタートでした。

紆余曲折あり、そこから3000円、4000円、8000円、16500円と価格設定を変更して今に至ります。

技術、知識が身についてサービスがバージョンアップすると自然と予約枠が埋まるようになり、その度に価格設定を変えてきました。

この経験から予約表がいっぱいになるたった一つの条件についてお伝えしていきたいと思います。

予約表がいっぱいなるか、ならないかを決めているのは平成も令和もいつの時代も変わることはありません。たったひとつの条件だけです。

サービスを受けた時に価格以上の価値をクライアントが感じたかどうか。

価格以上の価値を感じてもらえていたらリピーターで予約表はいっぱいになります。

価値以下のサービスしか提供できなければが予約表はスカスカ状態です。

この業界で5年以上フリーで活動している方が対象になってしまうのですが、あなたのサービスが価格以上か価格以下なのかをカンタンに判断できる方法をご紹介したいと思います。

現在月1回以上サービス提供しているクライアントの総数のうち、3~5年以上お付き合いがあるクライアントが何%なのかをみます。

この数字が50%以上の場合、提供しているサービスは価格以上なのかなと考えます。もし予約枠に余裕があるならサービスをPRする方法を学べば予約枠は自然と埋まっていきます。

危険なのは50%以下の場合です。

提供しているサービスが価格より低い可能性があります。この状態で集客に時間とお金をかけても予約表が埋まる確率はかなり低いです。

価格を下げる選択はカンタンですが薄利多売ができるのは資本力がある企業のやり方です。回り回って自分の首を締めることになるのでやめましょう。

今回お伝えしたかったのは、リピート率が低いサービスを提供し続けるのは個人活動するフリーランスの人にとって体力的にも・気力的にも大変だということ。

人が、サロンが、サービスが前評判以上であればリピートは起こります。リピートが起きれば集客で悩むことはなくなります。

ぼくも数年前までは業界でよっぽど有名にならない限り予約待ちなんて起きないだろうと思っていたですが、個人で小さく経営しているぼくのサロンでも数年前から新規予約の調整が必要になっています。

この一番の理由は、サロンの予約枠の80%が5年以上お付き合いあるリピーターさんで埋まっているからです。僕の友人で新規の予約待ちが起きている人は業種関係なくみなさんこの理由です。

自身のサービスを客観的に考えてみるとどんなことに時間をかけたらいいのかが見えてきます。現在行っているサービスを参考にていただけたら幸いです。

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