月に一度のスクール勉強会。

今回は前回のストレートネック系に続いて前方突出系の改善方法について行いました。

前方突出系の主な特徴に丸い胸椎と頚椎7番のコブがあります。

治療家、セラピスト、ボディケア、エステティシャンなど施術をしている人なら、顧客さんの中にひとりふたりいるんじゃないでしょうか。

①40代以降の方で慢性的な頭痛やひどい肩こりに悩まれている

②首の付根がコブみたいに盛り上がっている

③その場は改善してもすぐに不調を繰り返してしまう

この状態までいくと、動くことが「しんどい、苦しい、痛い」状態なので運動だけで改善することが難しくなります。

首の付け根のコブが関節の変形や筋肉の緊張ではなく、脂肪などの軟部組織がアタマを安定させるためについたものと知ったのは数年前でその頃からアプローチが変わりました。

背骨に乗らない頭部を安定させるために軟部組織のコブがつくられ、そのコブによって動き制限がかかり慢性状態から抜け出せなくなるという不調ループ。

クライントの体がこのループに乗っている場合、コブのまわりの揉みほぐしでは不調ループから脱出させることはできません。

前方突出系は固まって動かなくなってしまった筋・筋膜へのアプローチと関節の矯正が第一改善プランです。

アプローチすべきは、頭部が背骨に乗らない原因。

まず頚椎0-2番、6−7番、胸椎の1-3番、10-12番エリアの関節の制限と筋肉の固まり、筋膜の滑走性の低下を解放します。

今回は関節のアプローチに加えて、制限が起こりやすいエリアを絞り軟部組織へのアプローチを行いました。

そしてやっぱり運動。

ストレートネック系とは真逆の伸展を主体とした運動アプローチです。

整える×動かす。運動も大事です。

実際にはストレートネック系、前方突出系以外にも複合型のパターンもありますが、最初は2つに分けて考えられるようにしていきましょうという研究会でした。

なるべくシンプルに分けて考えることができるようになるとアプローチが明確になって改善プランの組み立てやすくなります。

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