セッション、アプローチにもうひとつ自信を持てないという人の多くは、クライアントの体の状態に合ったアプローチを身につけないといけないと考えてしまいます。
クライアントの体の状態を評価することは必要ですが、そこからのアプローチは単純な方がいい。というのがスクールを始めてから僕の考えです。
人の体を毎日触るようになって3年未満の人なら、アプローチを増やさないほうがステップアップが早いです。
様々なアプローチを身につけるといろいろな状態に対応できるような気がしますが、実際はそうではありません。
アプローチの手数が増える=成果につながる、ではなく、むしろアプローチを単純にしたほうが効率よく経験値を蓄えることができます。
コップ（アプローチ）と水（経験値）で例えると、コップの数が増えると注がれる水が分散してしまい、ひとつのコップを満たすのに時間がかかります。
基本が身につくまでは、同じコップに水が溢れるまで注いだほうが本当の意味での判断でできるようになります。
アプローチの手数を増やすより、今自分ができるアプローチの経験値を増やしましょう。
教わった時、習った時の「わかった！」はできるようになったわけじゃありません。
知るわかるできる、ここには一枚一枚分厚い壁があります。
僕はここに気づくまで20歳で開業してから7年もかかりました。間違いないです。
様々なアプローチを覚えてもひとつひとつの精度が低ければ良い結果に繋がりません。
自分が信じれるひとつのアプローチを固めましょう。これがつくれた人はブレない。
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